マイナンバーカード、そろそろ作っておきたい。でも平日に役所へ行く時間はなかなかとれない……。そんなときは、スマホからのオンライン申請がおすすめです。郵便で届いた申請書とスマホがあれば、家にいながら申請まで終わります。

あとは1か月ほどで届く知らせを待って、窓口へ受け取りに行くだけ。役所に行くのは、その1回です。

オンライン申請で用意するのは申請書IDとメールアドレスとスマホ

始める前に、手元にそろえておくのは次の4つ。途中で探しに行かずに済むように、先にテーブルに出しておきましょう。

用意するものどこにあるか
申請書ID(半角数字23桁)郵便で届いた「個人番号カード交付申請書」に印刷されている。QRコードもここ
メールアドレス申請の途中と最後に、ここへメールが届く
生年月日申請の最後に入れる
顔を撮れるスマホ申請の途中で、その場で撮って登録できる

中でも欠かせないのが申請書ID。これさえあれば、ほかは家にあるものでそろいます。

申請書のQRコードをスマホのカメラで読むと、申請書IDが入った状態で申請サイトが開きます。23桁を1つずつ打たなくていいので、こちらのほうが楽。マイナンバーカード総合サイトの手順にも、QRコードから開く方法が載っています。

申請書が見つからないときや引っ越して住所が古いとき

申請書がどこかへいってしまっても、申請はできます。やり方は、手元に何が残っているか次第。

手元にあるもの申請の仕方
申請書ID(23桁)がわかるそのままオンラインで申請できる
マイナンバー(12桁)だけわかる申請書をサイトからダウンロードして、郵便で送る
どちらもわからない住民登録のある市区町村の窓口で、QRコード付きの申請書を出してもらう

窓口でもらう申請書は、オンライン申請にも使えます。総合サイトのよくある質問にある3つの道です。

引っ越す前の住所が書かれた申請書も、オンライン申請ならそのまま使えます。転入届や転居届を先に済ませていれば、カードには新しい住所が入り、交付通知書も新しい家へ。

気をつけたいのは、住民票を移す前に申請したとき。知らせが前の住所へ届いてしまいます。引っ越しと重なるなら、転入届を出してから申請するのが安心です。

古い申請書が何枚も出てきたら、日付がいちばん新しいものを。

スマホでオンライン申請する4つの手順

申請は4つの手順で進みます。途中でメールが1回、最後にもう1回届くので、メールアプリも開けるようにしておきましょう。

1. メールアドレスを登録する

オンライン申請サイトを開き、申請書ID、メール連絡用の氏名、メールアドレスを入れて送ります。QRコードから開いたときは、申請書IDがもう入っていて、書き換えはできません。

2. 届いたメールから顔写真を登録する

登録したアドレスに、申請者専用のサイトの案内が届きます。そこを開いて顔写真を登録。スマホなら、この画面でそのまま撮れます。最後に、登録した写真を確かめる画面が出ます。

3. 生年月日と電子証明書の希望を入れる

生年月日を入れて、電子証明書を付けるかどうか、氏名の点字表記を付けるかどうかを選びます。

電子証明書の欄は、あとから直せません。不要で送ってしまったら、受け取りの窓口で相談することになるので、迷ったら付ける方を選んでおくと安心です。

4. 送って完了のメールを待つ

送ったあと、申請が終わったことを知らせるメールが届けば完了です。

第3土曜日の夜中と家族の分をまとめるとき

申請サイトは、毎月第3土曜日の0時から8時まで止まります。金曜の夜遅くに始めて、日付が変わったとたん進めなくなった……とならないように、時間には気をつけて。

家族の分も、同じスマホと同じメールアドレスでまとめて申請できます。ただ、写真の不備の知らせも全員分がそのアドレスに届きます。誰の分の知らせなのか、メールの名前でわかるようにしておきましょう。

顔写真ではねられないように撮る

写真の条件に合わないと、あとから不備の知らせが届いて撮り直しになります。スマホで撮る前に、条件だけ見ておきましょう。

条件内容
撮った時期最近6か月以内
向きと身なり正面を向く。帽子はとる。背景は無地
色白黒でもよい
ファイルjpeg、20KB〜7MB、幅と高さが480〜6000ピクセル
加工顔つきが変わる加工はしない。編集ソフトで直した画像は受け付けられないこともある

家で撮ると、うっかり写りこむものがあります。総合サイトの「不適切な写真の例」に載っている中から、スマホで起きやすいものを拾うと、こんなところです。

  • 後ろに椅子やカーテンの柄が写る
  • 壁に自分の影が落ちる
  • 照明が眼鏡に映りこむ
  • 前髪が目にかかる
  • 顔が片寄る、傾く
  • 手ぶれでぼやける

白い壁の前に立ち、明かりを正面から。誰かに撮ってもらえると、顔の位置もまっすぐになります。

登録のメールが届かないとき

手順1のあと、いくら待ってもメールが来ない。そんなときは、たいてい受け取る側の設定が原因です。

  • アドレスを打ち間違えた
  • 迷惑メールのフォルダに入っている
  • 受け取る相手を絞る設定をしている(「@mail.net.kojinbango-card.go.jp」を受け取れるようにする)
  • 本文にURLのあるメールを受け取らない設定になっている
  • メールボックスがいっぱい

設定を直したら、手順1からもう一度。

交付通知書は申請からおよそ1か月で届き窓口で受け取る

申請してから、市区町村が交付通知書を送るまで、おおむね1か月。オンラインで申請すると、郵便で送るより早く届きます。混み具合は市区町村によって違うので、住んでいるところのページも見ておくと安心です。

交付通知書が届いたら、書かれている期限までに本人が窓口へ。持っていくものは次のとおりです。

  • 交付通知書
  • 本人確認の書類(運転免許証など顔写真つきなら1点、健康保険の資格確認書と年金手帳のように顔写真なしなら2点)
  • 通知カード(持っている人だけ)

窓口では、暗証番号を4つ決めます。署名用は英数字6〜16文字で、英大文字と数字を1つ以上ずつ。残りの3つは数字4桁で、3つとも同じ番号にもできます。家で先に決めておけば、窓口であわてずに済みます。

初めて作るカードなら、手数料はかかりません。

カードを作ったあとに引っ越したら14日以内に住所を変える

カードを受け取ったあとに引っ越したら、新しい住所の市区町村で、カードの住所も書き換えます。期限は14日以内。転入届と同じ日に、同じ窓口で済ませるのがいちばん手間がかかりません。

まとめ

オンライン申請に要るのは、申請書ID、メールアドレス、生年月日、スマホの4つ。申請書が見つからなくても、IDかマイナンバーがわかれば申請でき、どちらもなければ窓口で申請書を出してもらえます。

引っ越しと重なるなら、転入届のあとに申請を。写真は白い壁の前で、影と眼鏡の映りこみに気をつけて撮りましょう。あとは1か月ほどで届く交付通知書を持って、窓口へ受け取りに行くだけです。

※手順と条件は、2026年10月17日にマイナンバーカード総合サイトの案内とよくある質問で確かめた内容です。画面や受け取りの方法は変わることがあり、受け取りの予約や窓口は市区町村によって違うので、申請の前に最新の案内と住んでいる市区町村のページも見てください。

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