e転居の本人確認まで進んだのに、撮り直しても通らない。ゆうIDの住所を旧住所にするか新住所にするか、分からない。そんなときは、本人確認に使う書類を1枚決めて、ゆうIDの氏名と住所をその書類に書かれたとおりに直してから、もう一度試してください。

書類とゆうIDの登録がそろえば、同じところで何度も弾かれずに済みます。それでも通らなければ、郵便局へ行けない日でも、紙の転居届をポストに入れれば出せます。

e転居の本人確認はマイナンバーカードの読み取りか書類と顔の撮影

e転居は本人確認を済ませたゆうIDでログインしないと申し込めないので、まだ済ませていない人は、申し込みの途中で本人確認の画面に進みます。

方法は2つ。マイナンバーカードがあれば、郵便局アプリでカードをスマホに当てて読み取ります。アプリは先に入れておくと、画面の途中で手間取りません。カードがなければ、運転免許証などの顔写真付きの書類と自分の顔を、スマホのカメラで撮影する方法です。撮影に使える書類は、マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書、在留カードのどれか1つです。

撮影で何度も失敗したときに日本郵政が勧めているのは、マイナンバーカードの読み取りへの切り替えです。カードを持っているなら、最初から読み取りを選べば、撮影のやり直しはいりません。

どちらの方法でも、ゆうIDに登録する住所はそのとき使う書類で決まるので、始める前に書類を1枚に決めておきます。

ゆうIDの住所は本人確認に使う書類に書かれた住所にする

ゆうIDを作る画面には、住所の欄があります。いま住んでいる旧住所か、これから住む新住所か。答えはどちらでもありません。日本郵政のよくある質問によると、本人確認に使う書類に書かれている住所を登録します。

迷うのは引っ越しの途中です。たとえば月曜日に引っ越し、水曜日に区役所で転入届とマイナンバーカードの住所変更を済ませたとします。運転免許証は週末に警察署で変えるつもりで、まだ旧住所のままなので、この週はカードと免許証で住所が分かれています。

いまの状態使う書類ゆうIDに登録する住所
区役所の手続きはまだどれでもよい旧住所
マイナンバーカードだけ新住所に変えたマイナンバーカード新住所
マイナンバーカードだけ新住所に変えた運転免許証旧住所
カードも免許証も新住所に変えたどれでもよい新住所

表の真ん中の2行を見てください。同じ人の同じ週でも、どちらの書類を使うかで登録する住所が逆になります。マイナンバーカードの住所変更は転入届から90日以内、免許証は警察署などで別に変えるので、2枚がそろうまで日が空くことは珍しくありません。

どちらの書類を使うか迷ったら、マイナンバーカードを持っている人はカードにしてください。カードを持っていない人や、カードの読み取りがうまくいかない人は免許証で撮影し、ゆうIDの住所を免許証に書かれた住所にそろえます。番地や部屋番号まで、書類の書き方どおりに入れてください。

氏名も、書類に書かれたとおりに合わせます。マイナンバーカードの読み取りで失敗のメールが届いたときは、ゆうIDに登録した氏名とカードの電子証明書の氏名が食い違っていることが考えられます。ゆうIDのお客さま情報の画面で氏名と住所を直してから、本人確認をやり直してください。

住所を変えた直後にカードの読み取りだけが何度も失敗するなら、電子証明書も疑ってみてください。文京区の案内では、住所が変わると署名用電子証明書は自動で失効し、続けて使う人は発行し直します。e転居の読み取りがどの電子証明書を使うのかは、日本郵政の案内に書かれていません。区役所で出し直したか確かめ、それでもだめなら撮影の方法か紙の転居届に切り替えます。

なお、ゆうIDに登録する住所と、e転居の申し込み画面で入れる住所は別の欄です。申し込み画面では、郵便を転送してほしい旧住所と、届けてほしい新住所をそれぞれ入れます。ゆうIDの住所を新住所で登録した人ほど、申し込み画面の旧住所の欄にまで新住所を入れてしまわないよう、送信の前に2つの欄を見比べてください。

画面が先へ進まないときは出ている表示に合わせて試す

本人確認が通らないときの対処は、日本郵政のよくある質問に症状ごとに別のページで載っています。表示の言葉で探せるよう、1つの表にまとめました。

出ている表示やること
読み取り・撮影のボタンが押せない「オンラインによる本人確認に関する個別規程」を読み、同意のチェックを入れる
「申請できませんでした」で先へ進まない通信の一時的なエラー。「再読み込み」を押し、それでも進まなければ本人確認をやり直す
申請は完了したのに「確認中」のまま確認が終わるとメールが届く。それまで待ち、手順一覧の「確認中」の横にあるリロードで状態を更新する
マイナンバーカードの読み取りで失敗のメールが来たゆうIDの氏名がカードと同じか見て、直してからやり直す
撮影で失敗のメールが来た、何度撮っても通らないマイナンバーカードがあれば読み取りに替える。別の書類で撮り直してもよい

最後の行に当たる人は多いはずです。撮影は同じ書類で何回も粘るより、読み取りか別の書類に替えたほうが早く通りますし、替えても通らなければ、ネットはそこまでにして紙の転居届に切り替えてかまいません。

ネットで通らなければ紙の転居届をポストに入れる

本人確認ができないとき、日本郵政のよくある質問は郵便局の窓口へ行くよう案内しています。でも、紙の転居届はポストに入れても受け付けてもらえます。平日の昼に郵便局へ行けない人向けの出し方です。

郵便局の窓口などに置いてある転居届の用紙をもらって記入し、出す人の本人確認書類のコピーを添えて付属の専用封筒に入れ、切手を貼らずにポストへ入れます。これで終わりです。コピーを付けられる書類は、運転免許証、各種健康保険証の資格確認書、運転経歴証明書、在留カード、マイナンバーカード、特別永住者証明書です。

窓口では、出す人に加えて、引っ越す人のうち1人の本人確認があります。運転免許証などの本人確認書類を持っていきます。

どちらで出しても、日本郵便があとで旧住所あてに確認書を送ったり、社員が訪ねたりして、引っ越したことを確かめる場合があります。窓口で本人と旧住所を確かめてもらえば、確認書は送られてきません。旧住所をもう引き払っていて確認書を受け取れない人は、窓口で出したほうが手間が1つ減ります。紙で出しても、登録までにかかる日数はe転居と変わらず3〜7営業日なので、ネットで何日も粘るより早く済むことがあります。

転送の登録まで3〜7営業日かかるので引っ越しの10日前に出す

e転居でも、窓口でも、ポストでも、転居届を出してから登録が済むまでに3〜7営業日かかります。7営業日は土日を挟むと10日ほど。引っ越しの10日前に出しておけば、引っ越しの日までに登録が済む見込みが高くなります。

本人確認のやり直しにかかった日数は、この3〜7営業日の前に足されます。引っ越しの3日前にe転居を始め、撮り直しで2日使ったら、引っ越しの日にはまだ登録されていないかもしれません。登録が済むまでに旧住所あてに出された郵便は、旧住所に配られます。登録が済むまでは、旧住所の郵便受けもときどき見に行くと安心です。

転送の期間は1年。届けた日から数えます。1年が過ぎたあとも転送してほしいときは、もう一度転居届を出します。

もう1つ、封筒に「転送不要」と書かれた郵便は、転送を始めても新住所へ届きません。カード会社や保険会社のように住所変更を直接届ける相手は、下の「あわせて読みたい記事」にまとめています。

※本人確認の方法、使える書類、画面の表示は日本郵便・日本郵政の案内をもとに2026年10月2日に確認しました。画面や手順は変わることがあるため、申し込み時はe転居と日本郵便の最新の案内をご確認ください。

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